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想像地図世界における災害の扱いについて

(注意事項) この文章では、想像地図世界における災害について扱います。人によっては不快と思われるかもしれませんので、その場合はブラウザバックをお願いいたします。

「想像地図」と作者の関係について

想像地図の世界観」の記事でも述べているとおり、「想像地図」の作者は「想像地図の世界を測量調査するために遠くからやって来た旅人」という立場から地図を描画しています。従って、造物主の立場から世界を創造する立場ではありません
作者は、「空想で旅をした土地の地図を描いて」います。作者は、想像地図の世界の内部に対する権力を持たない存在です。

現想対称性

想像地図には裏設定として、城栄国内にも「想像地図」を描く人がいて、彼は「想像地図」として「日本」を描いているという設定があります。
この前提を受け入れるなら、「城栄国という環境は、彼が日本を思いつけるような場所でなければならない」ことになります。

作者の意向を反映することは禁止されています

作者は「測量者たる旅人」であって、造物主ではありません。常に測量者たる旅人の立場から描くことが規定されています。従って、作者の「意向」や「嗜好」を想像地図に反映することは禁止されます。

例えば、作者自身は、新幹線の開業に伴って並行在来線をJRから切り離すという日本の現行の制度は好ましくないと考えています。
しかし、作者が好ましくないと思うことを理由として、城栄国において新幹線の開業に伴って並行在来線をJRから切り離さないという設定にするのなら、作者の「意向」や「嗜好」を想像地図に反映してはならないルールに違反します。また、そのような設定にした場合、城栄国内にいる「日本」を想像地図として描く「彼または彼女」は、日本において並行在来線をJRから切り離す制度を思いつくことができないと考えられます。

ただし、これは「何もかも現実世界を馬鹿正直に模倣せよ」というルールではありません。あくまでも、作者の「意向」や「嗜好」を反映することを禁止しているだけであり、地形や風土から演繹的に導かれる結論として「現実世界と異なる設定」が生じることを禁じるものではありません。

それでは、災害の設定はどうやって作るのか?

もし、作者の意向をもとに災害の設定を作るのであれば、それは「神」の立場と言うことになり、「常に旅人の立場から描け」というルールに違反します。

そこで、「作者自身が、体調不良・怪我・トラブル等の災難に遭遇した場合、その発生日時を、想像地図世界で災害が発生した日時とする」というルールが制定されています。このルールのことを、「山崎の原則」と呼んでいます。
実際、体調不良や怪我をしているとき、想像地図の描画は停滞します。
これを「作者が現実で災難に遭遇 = 測量者たる旅人が想像地図世界で被災」と解釈することで、測量者たる旅人の立場から、災害を設定しています。
[注釈を表示する]

まとめ

実際、体調不良にはなりたくないですし、怪我だってしたくないですし、トラブルにだって遭遇したくないです。よって、想像地図世界における災害は、作者自身も望まないことです。

「災害の設定を作るなんて不謹慎だ!」と思う人もいらっしゃるかもしれませんが、このような方法で設定していることをご理解いただければ幸いです。

関連項目

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